看護師の基本的業務

看護師は、「保健師助産師看護師法 第5条」において『「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。』 によって業務が定義されています。
現在、看護師の8割以上が「病院」あるいはクリニックや医院などの「診療所」で働いており、ほかにも、介護福祉施設、保健所などの行政サービス、訪問看護ステーション、厚生労働省の役人としても活躍しています。
「療養上の世話」とは、病気や障害をもつ人の生活を支えることです。 具体的には、病気や障害により 1人で食事、着替え、入浴、移動、排池、休息、などができない状況にある人への身の回りの世話をし、安心して療養生活を送れるように支援する ことです。しかし、現在は患者のみならずその家族への対応も大切な業務となっています。特に、看取りの直後の家族への対応は大切な看護師の業務です。
「診療の補助」とは、医師が行なう患者への検査や処置、治療の介助や、病状の報告などの病気の診断や治療に必要な補助を指します。具体的には、患者のバイタルサイン(血圧・脈・呼吸・意識障害)などの身体の状態を直接確認し、痛みなどの訴えを聴きながら病状を医師に報告すること。また、検査・治療の準備や介助、注射をするなど、患者のケガや治療への補助を行ないます。診療の補助の業務範囲は、認定看護師や専門看護師の誕生によって、年々広がっている傾向にあります。しかし、医療行為には,医師が常に自ら行わなければならないほど高度に危険な行為(絶対的医行為)と,看護師等,他の医療従事者の能力を考慮した医師の指示に基づいてゆだねられる行為(相対的医行為)があり,後者が診療の補助となるため、不明瞭な業務範囲であるともいえます。これらの仕事は、看護師だけが行なえる独占業務なのです。 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です